「医療脱毛の効果が高いのは知っているけれど、痛いのがどうしても怖い…」
「VIOやヒゲ脱毛は激痛だと聞いて、なかなか一歩が踏み出せない」
そんな不安を抱えていませんか?実は、医療脱毛の痛みは適切な「麻酔」を選ぶことで劇的に和らげることができます。
結論から言うと、皮膚の鋭い痛みを消したいなら「麻酔クリーム」、治療の恐怖心や不安ごとなごませたいなら「笑気麻酔」がおすすめです。そして、どうしても痛みが無理な人には、この2つを組み合わせる「併用」という最強の手段もあります。
この記事では、痛みに極端に弱い方に向けて、麻酔クリームと笑気麻酔の違い、それぞれのメリット・デメリット、そしてあなたに最適な選び方をわかりやすく解説します。
医療脱毛の麻酔、主な2種類をサクッと比較
まずは、医療脱毛で使われる代表的な2つの麻酔、「麻酔クリーム(表面麻酔)」と「笑気麻酔(吸入麻酔)」の違いを一目でわかるように整理しました。
| 特徴 | 麻酔クリーム(塗るタイプ) | 笑気麻酔(吸うタイプ) |
|---|---|---|
| 主な効果 | 皮膚の感覚を麻痺させる | お酒に酔ったようにリラックスさせる |
| 痛みの軽減度 | ★★★★★ (局所的に強い) | ★★★☆☆ (全体的にぼんやり) |
| 即効性 | × (塗ってから30〜60分待つ) | ◎ (吸って数分で効く) |
| 向いている部位 | VIO、ヒゲ、ワキ(局所) | 全身脱毛、広範囲 |
| 副作用リスク | アレルギー(リドカイン等) | 吐き気、めまい |
| 帰宅時の制限 | 特になし | 車の運転不可 |
| 相場(1回) | 2,000円〜3,300円 / 1部位 | 3,300円〜5,500円 / 30分 |
どちらも「痛みを和らげる」という目的は同じですが、アプローチの方法が全く異なります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
医療脱毛「麻酔クリーム」:VIOやヒゲの鋭い痛みをブロック!
麻酔クリームは、照射する皮膚の表面に直接薬剤を塗り込み、神経を一時的に麻痺させる方法です。歯科治療で歯茎に塗る麻酔や、皮膚科の手術で使われるものと同じ原理です。
メリット:皮膚の表面感覚がなくなる
麻酔クリームの最大のメリットは、「ゴムで弾かれたような鋭い痛み」を物理的に感じにくくする点です。
薬剤が浸透すると、皮膚の表面がジンジンとしびれたような感覚になり、レーザーの熱や衝撃が伝わりにくくなります。特に、毛が太くて濃い「VIO」や「男性のヒゲ」など、痛みが強い部位には絶大な効果を発揮します。
デメリットと注意点
- 待ち時間が長い: クリームを塗ってから効果が出るまで、ラップをして30分〜1時間ほど待合室や処置室で待機する必要があります。施術時間が長引くため、事前の予約が必要です。
- アレルギーのリスク: キシロカイン(リドカイン)などの成分にアレルギーがある方は使用できません。
- 塗れる範囲に限界がある: 一度に全身に塗ると、薬剤の成分が血中に取り込まれすぎて中毒症状(局所麻酔薬中毒)を起こすリスクがあるため、一度に塗れる範囲(g数)が決まっています。
医療脱毛「笑気麻酔」:お酒に酔った感覚で不安を消し去る
笑気麻酔(しょうきますい)は、鼻から専用のガス(亜酸化窒素と酸素の混合ガス)を吸い込むことで、鎮静作用を得る方法です。歯科医院でも子供の治療などでよく使われています。
メリット:恐怖心が薄れ、時間が早く感じる
笑気麻酔を吸うと、数分で「ほろ酔い状態」のようなフワフワした感覚になります。
意識はありますが、頭がボーッとして、不安や恐怖心が薄れます。「痛いのは嫌だ」「怖い」というネガティブな感情が遠のくため、リラックスして施術を受けられます。また、時間の経過が早く感じられるのも大きなメリットです。
デメリットと注意点
- 痛み自体は消えない: 痛みに対する「感じ方」は鈍くなりますが、皮膚の感覚自体がなくなるわけではありません。強い衝撃があれば「あ、痛いな」と感じることはあります。
- 直後の運転禁止: 吸入を止めれば数分で覚めますが、安全のため施術当日は車やバイク、自転車の運転が禁止されているクリニックがほとんどです。
- 体質により使えない: 妊娠中の方、鼻詰まりがひどい方、喘息や呼吸器系疾患がある方は使用できません。
【診断】あなたはどっち派?失敗しない選び方
「結局、私にはどっちが合っているの?」と迷う方のために、タイプ別のおすすめを紹介します。
「麻酔クリーム」がおすすめな人
- VIOやヒゲ、ワキなど、特定の部位の激痛が怖い人
- 痛みの種類として「熱さ」や「衝撃」を和らげたい人
- 施術後に車で帰宅したい人
- 過去に歯科麻酔で気分が悪くなったことがない人
「笑気麻酔」がおすすめな人
- 痛みに加えて、レーザーの音や施術の雰囲気自体が怖い人
- 全身脱毛など、広範囲を施術するためクリームを塗りきれない人
- クリームを塗って待つ時間がもったいないと感じる人
- 痛みの程度よりも「リラックスして受けたい」ことを重視する人
究極の裏技!痛がりさんは「併用(ダブル麻酔)」が可能か確認しよう
「VIOの激痛も嫌だし、怖くて体が震えてしまう…」
そんな極度の痛がりさんにおすすめしたいのが、麻酔クリームと笑気麻酔の「併用」です。
ダブル使いの相乗効果
- クリームで皮膚の痛みをブロック
- 笑気麻酔で脳の不安をブロック
この2つを組み合わせることで、心身ともに最強の状態で施術に臨めます。実際に多くのクリニックで併用が可能ですが、別途両方の料金がかかるため、コストは高くなります(1回あたり5,000円〜8,000円程度の追加など)。
しかし、「痛くて通うのを挫折したくない」「お金を払ってでも快適さを買いたい」という方には、最も推奨できる選択肢です。
医療脱毛の麻酔料金(クリーム、笑気麻酔)いくら?どっちも気になる「コスト」と「追加料金」のリアル
麻酔を利用する場合、基本的に脱毛料金とは別に追加料金がかかります(コースに含まれている場合もあります)。
- 麻酔クリーム: 1本(または1部位)あたり 2,000円〜3,300円
- 笑気麻酔: 30分あたり 3,300円〜、または1回一律料金
例えば、VIO脱毛5回コースで毎回クリームを使う場合、脱毛料金プラス10,000円〜15,000円程度の予算を見ておく必要があります。
最近では「麻酔代無料」を謳うクリニックも増えていますが、「クリームは無料だけど笑気は有料」「VIOコースのみ無料」など条件が細かいため、カウンセリング時によく確認しましょう。
医療脱毛の麻酔料金(クリーム、笑気麻酔)よくある質問(FAQ)
ここでは、医療脱毛の麻酔に関するよくある疑問にお答えします。
Q1. 麻酔を使えば、完全に無痛になりますか?
完全な無痛(痛みゼロ)にはなりません。麻酔はあくまで「痛みを軽減する」ためのものです。クリームを使っても、骨に近い部分などは多少の響くような痛みを感じることがあります。ただ、麻酔なしに比べれば、痛みのレベルは「我慢できない激痛」から「少し気になる程度」まで下がることが多いです。
Q2. 麻酔クリームは自分で塗るのですか?
クリニックによります。事前に自宅で塗ってくるよう指示される場合と、来院してから看護師さんが塗ってくれる(または自分で塗る)場合があります。自宅で塗る場合は、厚めに塗り、ラップで密封する正しい手順を守らないと効果が薄れるため注意が必要です。
Q3. 笑気麻酔中に寝てしまっても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。笑気麻酔のリラックス効果で、施術中に眠ってしまう患者さんも少なくありません。スタッフが体調を確認しながら進めるので、安心して身を任せてください。
Q4. 麻酔が効きにくい体質はありますか?
お酒に強い人は笑気麻酔が効きにくいという説がありますが、医学的には大きな相関はないとされています。ただ、個人差はあります。クリームの場合、塗布後の放置時間が短すぎると効果が出にくいため、指定された時間を守ることが大切です。
Q5. 途中から麻酔を追加することはできますか?
笑気麻酔はすぐに吸入できるため、施術の途中で「やっぱり痛いから追加したい」というリクエストに対応しやすいです。一方、麻酔クリームは浸透に時間がかかるため、施術途中からの追加は難しい(予約枠の時間を超えてしまう)場合がほとんどです。不安な場合は最初から予約しておきましょう。
まとめ:医療脱毛の麻酔「クリーム」と「笑気麻酔」どっちがいいのかは部位によって決まる
医療脱毛の麻酔選びについて解説しました。ポイントをおさらいしましょう。
- 「部分的な鋭い痛み(VIO・ヒゲ)」には、麻酔クリーム
- 「全体の不安・広範囲の施術」には、笑気麻酔
- 「絶対に痛くないのがいい」なら、両方の併用
医療脱毛は「痛い」というイメージが先行しがちですが、我慢大会ではありません。最近のクリニックは「痛みの緩和」に非常に力を入れています。
「麻酔を使うなんて大げさかな?」と遠慮する必要はありません。追加コストはかかりますが、痛みのストレスなくツルツルの肌を手に入れるための「必要経費」と割り切って、ぜひ積極的に活用してください。
カウンセリングの際は、「痛みにとても弱いので、麻酔を使いたい」と正直に伝え、テスト照射などで感覚を確かめてみることをおすすめします。
※注:URLは代表的な関連学会のトップページを記載しています。具体的な施術内容は各クリニックの公式サイトをご確認ください。
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