「夏までにツルツルの肌になりたいけれど、何十万円ものローンを組むのは怖い…」
「以前コース契約をしたのに、予約が全く取れなくて結局通わなくなってしまった」
医療脱毛を検討する際、誰もが一度はぶつかるのが「支払い方法」の壁です。これまでは「5回コース」「10回コース」などで契約するのが主流でしたが、最近では美容室感覚で通える「都度払い」を選択する人が急増しています。
特に、これから新生活を始める学生さんや新社会人の方にとって、まとまった貯金がなくなる不安や、将来の支払いに縛られるストレスはできるだけ避けたいものですよね。
結論からお伝えすると、「脱毛初心者」や「過去に契約トラブルで嫌な思いをした人」は、まずは『都度払い』からスタートするのが今のトレンドであり、最もリスクの少ない選択です。
この記事では、都度払いとコース契約の「本当のコスパ」や「リスク」を徹底比較。国民生活センターのデータや最新のトレンドを交えながら、あなたにとって一番損をしない賢い選択をサポートします。
医療脱毛は「都度払い」と「コース契約」どっちがいい?一目でわかる比較表
まず、医療脱毛の支払い方法には大きく分けて3つのパターンがあります。それぞれの特徴を理解せずに契約してしまうと、「思ったより高かった」「辞めたいのに辞められない」といった後悔に繋がります。
都度払い・コース契約・月額制(ローン)の基本構造
- 都度払い:施術を受けるたびに、その1回分の料金を支払うシステム。美容室やカフェと同じ感覚です。
- コース契約:5回や8回など、あらかじめ回数を決めて一括(または分割)で支払うシステム。1回あたりの単価が割安になります。
- 月額制(医療ローン):コース契約の総額を分割し、月々支払う方法。「月額3,000円〜」などの広告はこれに該当することが多いですが、金利手数料が発生します。
【比較表】料金・予約・リスク・完了までの期間
どちらが自分に合っているか、以下の表で整理してみましょう。
| 項目 | 都度払い | コース契約 |
|---|---|---|
| 初期費用 | ◎ 安い(数千円〜数万円) | △ 高い(数十万円〜) |
| 1回あたりの単価 | △ 割高 | ◎ 割安 |
| 解約の手間 | ◎ なし(いつでも終了可) | × 面倒(解約手数料がかかる場合も) |
| 有効期限 | ◎ なし | △ あり(1〜2年など) |
| 完了までの意識 | △ 自己管理が必要(通わなくなりがち) | ○ 強制力があり通い切れる |
| 倒産リスク | ◎ 影響なし | × 返金されないリスクあり |
結論:あなたのタイプ別「おすすめの支払い方法」診断
- 「都度払い」がおすすめな人
- まとまった貯金がなく、ローンを組みたくない学生・新社会人
- 転勤や留学、引越しの予定がある人
- 過去にコース契約で予約が取れず苦労した経験がある人
- 「あと少しだけ生えてくる毛」を処理したい経験者
- 「コース契約」がおすすめな人
- 資金に余裕があり、総額を安く抑えたい人
- スケジュール管理が得意で、期限内に通い切れる自信がある人
- 同じクリニックに長く通うことに抵抗がない人
なぜ今、医療脱毛の「都度払い」を選ぶ人が増えているのか?背景にある「リスク回避」
数年前までは「脱毛=コース契約」が当たり前でした。しかし、なぜ今、あえて単価が割高になる可能性のある「都度払い」を選ぶ人が増えているのでしょうか?
その背景には、消費者の「契約リスクへの警戒心」があります。
高額なコース契約に潜む「解約・予約トラブル」の実態
国民生活センターの発表によると、美容医療サービスに関する相談件数は年々増加傾向にあり、その中でも「医療脱毛」に関する相談は非常に高い割合を占めています。
特によくあるトラブルが以下の3点です。
- 中途解約の難しさ:「解約したいと伝えたら高額な違約金を請求された」「引き留めにあって解約させてくれない」
- 予約が取れない:「契約時は『いつでも取れる』と言われたのに、土日は3ヶ月先まで埋まっている」
- クリニックの倒産・閉鎖:大手チェーンであっても、突然の破産により「お金を払ったのに施術が受けられない(返金もされない)」というニュースが近年相次ぎました。
「倒産リスク」と「中途解約の面倒さ」から解放されるメリット
コース契約で数十万円を先払いするということは、「そのクリニックが将来にわたってサービスを提供し続けてくれること」を信用してお金を預ける行為です。
しかし、不景気や競争激化により、クリニックの経営状況は外からは分かりません。
都度払いの最大のメリットは、この「倒産リスク」をゼロにできることです。万が一、通っているクリニックが明日なくなっても、被害は受けません。また、「スタッフの対応が悪い」「効果が実感できない」と感じたその瞬間に、別のクリニックへ乗り換えることができる「選択の自由」も大きな魅力です。
学生・新社会人にとっての「キャッシュフロー」の重要性
「総額で見ればコースの方が5万円安い」としても、手元の貯金がゼロになる、あるいは毎月ローンの引き落としに追われる生活は、精神的な余裕を奪います。
学生や新社会人のうちは、急な出費(冠婚葬祭、交際費、引越しなど)が発生しやすい時期です。
「必要な時に、払える分だけ払う」
このキャッシュフロー(お金の流れ)の健全さを保てる点が、現代の若者のライフスタイルにマッチしているのです。
金額だけで決めると損をする?医療脱毛のコース・都度払いの「総額」と「コスパ」の真実
「リスク回避には都度払いがいいのはわかったけど、やっぱり総額が高くなるのは嫌」
そう考えるのは当然です。ここでは、具体的なコストシミュレーションをしてみましょう。
都度払いは割高?損益分岐点は「〇回目」
一般的に、都度払いの料金設定はコース契約の1回あたりの単価よりも1.2倍〜1.5倍程度高く設定されていることが多いです。
例えば、全身脱毛(顔・VIO除く)の場合:
- 5回コース:150,000円(1回あたり30,000円)
- 都度払い:1回 40,000円
この場合、都度払いで4回通うと160,000円となり、5回コースの総額を超えてしまいます。つまり、「4回以上確実に通うならコースが得」という計算になります。これが「損益分岐点」です。
しかし、ここには「落とし穴」があります。
コース終了後の「追加照射」問題
医療脱毛は、一般的に「自己処理が楽になる」までに5〜8回、「ツルツルを目指す」なら8〜10回以上の照射が必要と言われています。
多くの人が「5回コース」を契約しますが、5回で完全に終わる人は稀です。
5回コース終了後に、「まだここが生えているから」と追加で契約する場合、再びコースを組むか、割高な単価で追加照射することになります。
結果的に、「最初から都度払いで様子を見ながら8回通った場合」と「5回コース+追加3回」の総額があまり変わらなかった、というケースも少なくありません。
実は「お試し都度払い」+「少回数コース」のハイブリッドが賢い
そこでおすすめしたいのが、ハイブリッドな通い方です。
- 初回〜2回目:「都度払い」で、痛みの程度やクリニックの雰囲気、予約の取りやすさをチェック。
- 3回目以降:そのクリニックが信頼できると確信したら、「3回〜5回のコース」を契約して単価を下げる。
- 仕上げ:コース終了後、まだ気になる部分があれば、別の格安クリニックの「都度払い」を利用して部分的に仕上げる。
最初から大きな契約をするのではなく、段階を踏むことで、金銭的なリスクと「仕上がりの満足度」のバランスを最適化できます。
医療脱毛を「都度払い」で受けるメリット・デメリット
ここで改めて、都度払いの特徴を整理しておきましょう。
メリット:いつでも辞められる心理的安全性と美容室感覚の手軽さ
- 心理的負担がない: 「何十万円もの契約書にサインする」というプレッシャーがありません。
- 期限を気にしなくていい: コース契約には「有効期限」があることが多く、忙しくて通えないと回数が消滅することがあります。都度払いなら、半年空いても問題ありません。
- 乗り換えが自由: 最新の脱毛機を導入したクリニックができれば、すぐにそちらを試すことができます。
デメリット:1回あたりの単価が高い、モチベーション維持が必要
- 割高感: 継続して通うと、コース契約より総額は高くなりがちです。
- 予約の手間: コース契約者は「次回予約」を優先的に取れることがありますが、都度払いは毎回自分で予約を取る必要があります。
- モチベーション: 「お金を払ったから行かなきゃ」という強制力がないため、「今月は金欠だから…」と先延ばしにし、結果的に脱毛完了まで数年かかってしまうことがあります。
失敗しない「都度払い対応クリニック」の選び方 5つのチェックリスト
都度払いができるクリニックならどこでも良いわけではありません。以下の5点を必ずチェックしてください。
1. 初回荒らしNG!2回目以降の料金も明確か
多くのクリニックが「初回限定 9,800円!」などの格安キャンペーンを行っていますが、重要なのは2回目以降の正規料金です。初回だけ安くても、2回目から急に高額になるようでは続けられません。Webサイトに2回目以降の料金が明記されているか確認しましょう。
2. 使用している脱毛機は「熱破壊式」か「蓄熱式」か
都度払いは1回ごとの効果が重要です。一般的に、濃く太い毛(VIOやワキ)には「熱破壊式」のレーザーが効果的とされています。どの機械を使用しているか、自分で機械を指定できるかも確認ポイントです。
3. 予約システムとキャンセル規定の柔軟性
都度払いを選ぶ人は忙しい人が多いはず。WebやLINEで24時間予約・変更が可能か、また当日キャンセル料がかかるかどうかも重要です。体調不良や生理で急に行けなくなった際、1回分の料金が丸ごと消化されるのは痛手です。
4. シェービング代や麻酔代などの追加オプション
施術料金が安くても、剃り残しのシェービング代(1部位1,000円〜3,000円)や、痛みを抑える麻酔代(3,300円前後)が毎回かかると、トータルコストは跳ね上がります。「うなじや背中など手が届かない部位のシェービングは無料か」などを確認しましょう。
5. 無理な勧誘がないか(口コミのチェックポイント)
都度払いで予約したのに、カウンセリングルームで長時間拘束され、コース契約を迫られるケースがあります。GoogleマップやSNSの口コミで「勧誘がしつこい」「帰らせてくれない」といった書き込みがないか事前にリサーチしましょう。
医療脱毛は都度払いとコース制はどっちがいい?よくある質問(FAQ)
Q1. 都度払いだと脱毛完了まで期間が長引きますか?
A. 通う頻度が空けば長引きますが、効果自体は変わりません。
支払い方法によってレーザーの出力が変わることはありません。ただし、都度払いは自分のペースで通える分、「面倒くさいからまた来月」と先延ばしにしがちです。毛周期に合わせて2〜3ヶ月に1回通えば、コース契約と同じ期間で完了します。
Q2. 都度払い専門のクリニックと、コースメインのクリニックの都度払いは何が違う?
A. 「料金設定」と「予約の取りやすさ」が違います。
都度払い専門クリニックは、2回目以降も通いやすい価格設定になっていることが多いです。一方、コースメインのクリニックが用意している都度払いプランは割高なことが多く、あくまで「コース終了後の調整用」という位置付けの場合があります。
Q3. 医療ローンと都度払い、毎月の支払いが同じならどっちが得?
A. 総額重視ならローン(コース)、自由度重視なら都度払いです。
月々の支払いが同じでも、ローンには「金利手数料」が乗っているため、実際の総額は見た目より高くなります。また、ローンは通い終わった後や通えなくなった後も支払いが続くリスクがあります。借金をしたくないなら都度払いが安全です。
Q4. 学生ですが、親の同意書は必要ですか?
A. 未成年の場合は、都度払いであっても必須です。
多くのクリニックで、18歳未満(高校生含む)の場合は親権者の同意書が必要です。都度払いであっても「医療行為」の契約には変わりないため、必ず事前に公式サイトから同意書をダウンロードして記入してもらいましょう。
Q5. 効果を感じるには最低何回通うべき?
A. まずは5回を目安にしましょう。
個人差はありますが、医療脱毛の場合、3回目くらいから毛が細くなり始め、5回終了時点で自己処理の回数がグッと減るのを実感できる人が多いです。まずは3回都度払いで通ってみて、効果を見極めるのがおすすめです。
【まとめ】医療脱毛で通うなら、都度払いとコース制はどっちがいい?
医療脱毛は、決して安い買い物ではありません。だからこそ、「みんながコース契約をしているから」という理由だけで流されて契約してしまうのは避けるべきです。
特に、美容にお金をかけたいけれど将来の不安もある学生さんや若手社会人の皆さんには、まずは「都度払い」で小さく始めることを強くおすすめします。
- 痛みは耐えられるか?
- クリニックの雰囲気は自分に合っているか?
- 本当に予約は取れるか?
これらを1回分の料金だけで確認できるのは、都度払いならではの特権です。まずは気になるクリニックの「初回プラン」や「都度払い」を利用して、あなたにぴったりの脱毛ライフをスタートさせてください。
無理な契約で後悔することなく、自分のペースで理想のツルツル肌を手に入れましょう!
参照文献
[1] 美容医療サービスの消費者トラブル サービスを受ける前に確認したいポイント|政府広報オンライン
[2] 【255人に調査】結局、医療脱毛って何回で終わるの?リアルな回数・費用・効果をまとめてみた|WINクリニック
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